教材提供
これまでの指導でつちかった創意工夫が詰まった
<子どものためのオリジナル教材>
日本語を日本語で教えられる教材です。
プラス・エデュケートのオリジナル教材には、以下の種類があります。
「にほんご あのね」シリーズ 1~3巻:日本語初期指導前期用
「にほんご いいね」シリーズ 1~3巻:日本語初期指導後期用
「語彙シート」:6か国語の母語訳付き
教材のご提供だけでなく、限られた時間の中で最大の教育効果を上げるカリキュラムのご相談にのることも可能です。
教材は教え方の研修を受けていただいた自治体にご提供します。
<にほんご あのね1>
「あのね1」は 「サバイバル日本語」といわれる部分で、
1課から10課までの構成です。文字が読めなくても使用でき、話すことと聞くことの練習をします。なるべく早く学校生活に適応できるように一言からでもやりとりできることを目指しています。
【課の構成】
<どうにゅう> 絵を使って意味を理解させる。
<いうれんしゅう>理解した言葉を繰り返し練習するもののほか、
数字や記号を聞き取って書くものなどがあります。
<あのね1 目次>
<あのね1 サンプル>
<にほんご あのね2>
「あのね2」は日本語の基礎的な文型を扱っています。書く練習を始める段階です。「~です。」「~ます。」などの活用の簡単な言い方を学習します。この教材を学習することにより、先生や大人との意思疎通がかなり進みます。
【課の構成】
<どうにゅう> 絵を使って意味を理解させる。
<いうれんしゅう>理解した言葉を繰り返し練習する。
<かくれんしゅう>言えるようになった文型を書く練習をする。
同時に書いた文を「読む練習」も行う。
<あのね2 目次>
<あのね2 サンプル2>
<あのね2 サンプル1>
<あのね2 サンプル3>
<にほんご あのね3>
「あのね3」は文が少し長くなります。「あげもらい」や比較など視点を意識した表現や、普通体につながるいくつかの活用を扱ったりします。教科につながる日本語の学習を始める前の段階です。その後「にほんご いいね」を学習することで、より豊かな表現が身に着き、教科につながる日本語の基礎が身につけられます。
【課の構成】
<どうにゅう> 絵を使って意味を理解させる。
<いうれんしゅう>理解した言葉を繰り返し練習する。
<かくれんしゅう>言えるようになった文型を書く練習をする。
同時に書いた文を「読む練習」も行う。
<あのね3 目次>
<あのね3 サンプル2>
<あのね3 サンプル1>
<あのね3 サンプル3>
<語彙シート>
教材に出てくる言葉を学習するための語彙シートです。
英語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、インドネシア語、中国語の母語訳とイラストで語彙を覚えることができます。
この語彙シートには、まだ文字が読めない時期のための『ことばさがし形式』と文字の習得ができる時期の『文字を書く形式』があります。
<語彙シート サンプル1>
<語彙シート サンプル2>
<教材を使用した先生方の声>
三重県 教員
プラス・エデュケートの教材が好きな理由は、子どもたちの知的好奇心を育てているという点です。子どもたちが興味関心を持ち、学ぶことをあきらめず、くらいついてきます。この教材で指導した子どもたちはクラスに戻ってからも積極的に発話していると、担任の先生からも喜ばれています。
千葉県 教員
この教材の「導入」は、子どもたちが理解しやすいです。書き教材だけでなく、言う練習ができることも有効で、日本語の定着がよくなりました。指導のヒントも沢山載っていて、指導者として助かっています。
また、事前に語彙シートで教材に出てくる語彙を学習しておけるので、その場で語彙を教えていたときよりも、子どもたちの理解がスムーズです。
東京都 教員
日本語初期指導前期を終えてからの教材を探していました。
『教科につながる日本語』を意識した教材が、本当に欲しかったので涙が出るほどありがたいです。「にほんご いいね」は、大人の教材にはない、算数・理科・社会などを意識した言葉がでてくるので、その後の教科学習がスムーズに進みます。